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創立者・近藤真琴先生





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近藤真琴先生

近藤真琴先生

本校の創立者である近藤真琴先生(1831 - 1886)は、福沢諭吉・新島襄・中村正直らと並ぶ明治六大教育者のひとり。幕末の動乱期にいち早く時勢を見抜いてオランダ語を学び、西洋近代の学問や技術に熟達。日本で最初のかな書き辞書「ことばのその」や、翻訳SF小説の第1号「新未来記」は先生の手になるもので、学者としての幅広い活躍の一端がうかがわれます。

近藤真琴先生は、文久3年(1863年)に数学・オランダ語・航海術などを教授する蘭学塾を開設して「攻玉社」と名づけました。このときから攻玉社の歴史が始まったのです。「攻玉」とは、詩経の「他山の石以て玉を攻(みが)くべし」から引用したもので、これが本校の建学の精神です。

先生の没後に、攻玉社の教育理念は、二代目の基樹先生や三代目の雅樹先生、弟子たちにより引き継がれました。本校からは、近代日本へと発展する原動力となった幾多の人材が巣立ちました。太平洋戦争の終戦時に総理大臣をつとめた鈴木貫太郎もその一人です。

関東大震災後の不動ヶ丘への移転、経済不況の中での経営改革、太平洋戦争時の空襲による被災など、その都度、時代の大きな困難を乗り越えて教育体制の整備を実現できたのは、その底流に「攻玉社」の伝統と近藤先生の建学の理念が脈々と生きていたからです。




学園資料展示室には、先生の資料が多数保存されています。


明治17年に東京府に提出した「攻玉塾調書」の草稿。生い立ちなどを先生ご自身が朱で加筆されています。



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